【全国版】一押し紅葉スポットを120%楽しむ方法
『秋』…四季の中でも、赤・黄・緑・オレンジと色鮮やかな光景が広がる紅葉の季節。カラフルな紅葉を見ると、なんだか心がスッーと軽くなりますよね。「紅葉前線」という言葉があるように、全国各地で紅葉を楽しめる素敵な季節の始まりです。全国の中から厳選したおすすめ紅葉スポットの楽しみ方をお伝えします!

目の前に広がる絶景を「1枚の写真」のように目に焼け付ける楽しみ方もありますが、今回は、目の前の光景が変化しながら紅葉を楽しめる各地スポットをご紹介します。いつもは乗らないロープウェイやトロッコ列車、遊覧船…それだけでも楽しめるのに、そこから見える景色が絶景となると、旅のワクワクも広がりますね!
【ロープウェイから紅葉を楽しむ】
≪香川県小豆島・寒霞渓≫

瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、1日で島をまわることができる大きさの離島です。海に山に渓谷にと自然豊かで、小豆島の景勝地として人気の「寒霞渓」のロープウェイから眼下に見下ろす紅葉は目を見張る美しさです。寒霞渓は、日本三大奇景の一つとしても有名です。紅葉と瀬戸内海の海を一緒に見られるのはここだけです。

また小豆島には、引き潮の時に道が現れる「エンジェルロード」や切り立った崖にある「奥之院笠ヶ瀧寺」などの見応えがあるインスタ映えスポットもたくさんあるんです♪
住所:香川県小豆郡小豆島町神懸通乙168
≪富山県&長野県・黒部立山アルペンルート≫

富山県「立山駅」から長野県「扇沢駅」を、鉄道・ケーブルカー・トロリーバス・ロープウェイ・電気バスに乗り、景勝地を見ながら乗り継ぐ山岳観光ルートは不動の人気観光地です。そして、紅葉が綺麗な季節に乗るロープウェイからの大迫力の景色は圧巻!ロープウェイの乗り口でもある『大観峰展望台』から見渡すアルプスの山々の大パノラマも必見です。
住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺大観峰
【遊覧船から紅葉を楽しむ】
≪広島県・帝釈峡≫
帝釈峡は、日本百景の一つでもあり、南北18㎞にわたる風光明媚な渓谷です。神龍湖は人造湖なのですが、全くそう感じさせない程自然と調和しており、紅葉が湖面に映し出される様子は絶景そのもの。遊覧船で約40分かけて湖上の散歩を楽しんでみては?帝釈峡は、この「神龍湖エリア」とは別に「上帝釈エリア」があるのですが、渓流沿いに遊歩道が整備されており、そこには国の天然記念物である「神の橋」と呼ばれる隆起と侵食によってできた天然の橋もあり見ものです。

住所:広島県神石郡神石高原町永野5034-7
画像提供 帝釈峡観光協会
≪徳島県三好市・大歩危小歩危≫

吉野川の中流に位置する場所に、約2億年をもかけて自然が作り上げた大歩危峡・小歩危峡があります。夏にはラフティングやカヤックを楽しむことができます。紅葉の時期は是非、100年もの歴史がある遊覧船で彩られた渓谷を楽しんでみて下さい!また、大歩危の近くには、日本三奇橋の一つ「祖谷のかずら橋」があります。天然の「シラクチカズラ」を利用し作られた橋で、スリル満点!その上、紅葉も綺麗なので、足を伸ばしてみましょう。
住所:徳島県三好市山城町重実~上名
画像提供 三好市観光協会
【トロッコから紅葉を楽しむ】
≪京都府・嵯峨野トロッコ列車≫

トロッコ嵯峨駅から、嵐山駅、保津川駅を通り亀岡駅までを約25分間、ゴトゴトと自転車より少し早いくらいの速度でゆっくりと保津川沿いを走るトロッコ列車。風を感じながら、車窓から眺める紅葉や渓谷の美しさはまた違った感動があります。

行きは、トロッコ列車の車窓から紅葉を楽しみ、帰りは保津川下りで船の上から紅葉を楽しむコースもオススメですよ♪
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺車道町
画像提供 嵯峨野観光鉄道株式会社
≪富山県・黒部渓谷トロッコ電車≫

黒部渓谷は黒部川の上流域にある深いV字渓谷です。今は、観光を中心としたトロッコ電車ですが、もともとは、発電所建設のための資材運搬用の鉄道だったんです。雄大で力強い渓谷を走る小さなトロッコ列車はとっても可愛い感じがします♪そんな、トロッコから見える景色は、息をのむ美しさです。

そして、先人が築き上げた世界的にも大きな黒部ダムの雄大な姿もお見逃しなく!※観光放水は6/26~10/15の期間限定だそうです。タイミングが合えばぜひ見てみたいですね。
黒部渓谷鉄道宇奈月駅 住所:富山県黒部市黒部峡谷口11番地
黒部ダム 住所:富山県中新川郡立山町芦峅寺
写真提供 黒部峡谷鉄道株式会社 株式会社関電アメニックス
【ハイキングをしながら紅葉を楽しむ】
≪大阪府・箕面の滝≫

大阪市内から電車でたった30分程の場所に、日本の滝100選の一つ『箕面の滝』があります。『滝』と『紅葉』のコラボは、紅葉シーズンには外せないスポットですよね!箕面の滝までは、箕面駅から箕面川の渓流に沿って遊歩道が整備されています。せせらぎの音を聴きながら、色鮮やかな木々の中を歩くハイキングは気持ちが良いです。そして、箕面の滝にきたら箕面名物『紅葉の天ぷら』を食べてみて下さいね♪見るだけではなく、紅葉を食べることができるのはここだけです!

住所:大阪府箕面市箕面公園
写真提供 箕面市地域創造部
≪青森県・奥入瀬渓谷≫

約14㎞にもわたる遊歩道がある奥入瀬渓谷ですが、上流である十和田湖周辺では10月中旬頃から見頃を迎えますが、下流部の焼山周辺は11月になってから見頃を迎え、紅葉シーズン長い間、楽しむことができる紅葉スポットなんです。徒歩で散策しながら、ゆっくりと山々を散策するもよし、少し疲れたらレンタルサイクルで、風をきって走るのも気持ちがいいですよ!また、奥入瀬渓谷には、たくさんの滝や名所があるので、カメラ片手に散策したいスポットです♪
住所:青森県十和田市奥瀬字惣辺山1
画像提供 青森県観光情報アプティネット
【ドライブしながら紅葉を楽しむ】
≪栃木県日光市・いろは坂&明智平≫

観光道路としても全国的に有名になった「いろは坂」。紅葉のシーズンは、言わずと知れた名所でもあります。何故「いろは坂」なのか…それは、48カ所ものヘアピンカーブがあり、「いろは48文字」にたとえて「いろは坂」と命名されました。カーブには「い」「ろ」「は」とひらがなの看板があるのでチェックしてみて下さい!紅葉シーズンは、まさに紅葉の中に道がある状態で、ドライブ中どこをみても紅葉が楽しめます。第二いろは坂をのぼった所にある「明智平」は駐車場も広めのドライブインになっているため、ドライバーもゆったり紅葉を堪能できますよ♪

明智平からロープウェイにのって約3分!日光一の絶景スポット「明智平展望台」に到着。目の前に広がる光景に言葉を失うこと間違いなし♪
住所:栃木県日光市細尾深沢
写真提供 日光市観光協会
≪大分県中津市・耶馬渓≫

日本三大奇景・日本遺産として有名な「耶馬渓」ですが、実はすごく広大で、数多くの絶景があることをご存知でしょうか?本耶馬渓・裏耶馬渓・深耶馬渓・奥耶馬渓など全てを総称し、「耶馬渓」と言われているんです。耶馬渓の渓谷美になぞらえて、全国各地に「関東の耶馬渓」などと呼ぶ程、本場の「耶馬渓」は、奇岩や渓谷美が人々を癒し、楽しませてくれます。紅葉シーズンは、ゆっくりドライブをしながら楽しむのもおすすめです。サイクリングロードも整備されているので、レンタルサイクルで颯爽と紅葉の中を走るのもオススメです♪深耶馬渓にあり、岩峰群を一望できることから名付けられた「一目八景」からみる力強い中にも色鮮やかに彩られた光景は外せないポイントです。
住所:大分県中津市本耶馬渓町東屋形
≪宮城県・鳴子峡≫

落差が約100mにもなるV字渓谷で、断崖絶壁には、アカシデ、ミズナラ、ハウチワカエデなどが群生し、秋には断崖絶壁に赤・黄・緑・茶などに色付きます。カメラ好きな人は、紅葉の景色の中、橋に電車が通るシャッターチャンスを狙ってみては?渓谷の下から、紅葉を見るのもいいですが、まさにV字になっていることがわかる上から渓谷全体の紅葉を見るのもオススメです♪そして、この辺りは、鳴子温泉郷があるので、紅葉をみながらゆったりと身体をほぐして、リフレッシュしましょう。
住所:宮城県大崎市鳴子温泉尿前~星沼地内
【徒歩で散策しながら紅葉を楽しむ】
≪京都府・寺巡り≫

京都には、たくさん寺がありますが、「お寺」と「紅葉」の組み合わせは、日本の良さ、日本に四季があることに感謝してしまう景色なんです。紅葉シーズンの京都では、ライトアップをしているところも多いので、1日中紅葉にどっぷりとつかることができます♪また、お寺の雰囲気によっては同じ紅葉なのに、全く違う雰囲気が漂い、心が落ち着き、心が洗われるという感覚を感じることがあります。
京都には、様々な散策ルートがありますが、その中でおすすめのルートを一つご紹介しますね。京都といえば「祇園」…祇園の石畳の雰囲気を味わいながら、「八坂神社」に向かい、その後、ライトアップでも有名な「高台寺」の紅葉を見ます。

クライマックスは「清水寺」です。「清水の舞台から飛び降りる」とよくいいますが、清水の舞台から見る京都の夜景に、ライトアップされた景色は見応えたっぷりです。舞台は、せり出した形になっており、大きなケヤキの柱で支えられているのですが、釘は使われていないのです!紅葉以外にも、建物にも注目してみて下さいね!

八坂神社 住所:京都府東山区祇園町北側625番地
高台寺 住所:京都府京都市東山区高台寺下河原町526
清水寺 住所:京都府京都市東山区清水1-294
≪北海道・登別温泉地獄谷≫

北海道を代表する登別温泉…その登別温泉の最大の泉源が「地獄谷」です。世界でも珍しく多泉質が湧きだしているんだとか!直径450mの谷底には約15の地獄谷があり、白い煙がもくもくと立ち上がる。地獄谷の中には遊歩道もあるので、ゆっくりと自然のパワーを感じてみましょう。岩肌は温泉の成分で白く色が変わっているのですが、紅葉のシーズンには、周りが色付きなんとも幻想的な雰囲気になります。遊歩道には、展望台の他、天然の足湯もあるんです!是非「温泉の湯けむり」と「紅葉」を堪能してみて下さい。
住所:北海道登別市登別温泉町
【日本の良さを再確認できる秋・紅葉シーズン】
今回は、紅葉をより近くに、そして様々な角度から楽しめる紅葉スポットをご紹介しました。山全体が色鮮やかになり、広大な紅葉が絶景となる場合もあれば、ずっと昔から見守るように立ち続ける1本の紅葉の侘び寂びを感じる美しさもあります。今回ご紹介したように、温泉の湯けむりや神社仏閣とマッチしてさらに素敵な光景を作りだす場合もあります。秋は季候もよく、美味しいものもたくさん食べられますよね♪是非、あなたのお気に入りの紅葉が、旅の途中にみつかりますように♪
【紅葉が楽しめるおすすめ旅行】

地域おこし協力隊と行く☆日本3大霊地の1つを巡る地獄の紅葉と美食ツアー
エリア:バス移動 / 実施日:2019年10月26日(土)・27日(日) 日帰り

エリア:南魚沼市 / 実施日:10月18日(金)~11月4日(月・祝)までの毎日

観音の里めぐり2019 *錦秋コースB*湖北三大紅葉と観音の里めぐり
エリア:長浜市 / 実施日:2019年11月9日(土)、18日(月)、23日(土祝)、24日(日)
旅行の詳細は各ページにてご確認ください。
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